【自作ギア】広くて快適!ポーランド軍幕テントの二股化は安くて簡単

テント

こんにちは、natsuです。

キャンプブームで色々なテントがあるなか、軍幕テントを使うキャンパーが急増中。最近ではInstagramやYouTubeなどのSNSでも「#軍幕女子」や「#軍幕デビュー」と、初めて軍幕を使う方や女性にも人気があります。私も軍幕に魅了されたキャンパーのひとりです。

今回、私が使用している「ポーランド軍幕の二股化」が自作で簡単にできるのでご紹介します。初めて軍幕を使う方や女性にも使いやすく低コスト!広くてより快適に軍幕キャンプを楽しめますよ。

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軍幕って何?

軍幕は、世界の軍隊が実際に使用しているテントです。各国によってカラーや形が違います。一目でどこの国や部隊なのかすぐにわかるのが特徴です。

軍幕といえば、アメリカ軍のパップテントとポーランド軍のワンポールテントの2大軍幕に人気があります。ドイツやオランダ・フランス…など、色々な国の軍幕もコアなキャンパーさんが使われていてカッコいいですよね。

軍幕は、軍の払い下げ品やガレージ品などのミリタリーショップで販売されています。無骨でワイルド、渋いカラーがカッコよく男性に大変人気です。ヴィンテージの軍幕は、新品にはない雰囲気があり長い歴史を感じます。奥深くなんとも言えない味わいが魅力で、一度使うとハマってしまうのも納得ですね。

ポーランド軍幕の素材

ポーランド軍幕は、通気性のよいコットン素材を使用。室内の水分を吸い、室外に水分を蒸発させるので、結露を防ぎ快適に過ごせます。暑い夏はコットンの濃い影を作り、室内を涼しくします。寒い冬は水分を含み外の冷気をカット、暖かい空気を保温します。

コットン素材は丈夫で燃えにくいので、焚き火の火の粉にも強いです。冬に活躍する薪ストーブをインストールしたり、キャンプの醍醐味でもある焚き火も気にせず存分に楽しめます。

ポーランド軍幕の設営

ポーランド軍幕は、ポンチョテントです。ポンチョのように着て移動ができ、テントにするには2枚のポンチョを繋げてワンポールテントにします。

2人1組の使用ですが、ゆったりできるソロキャンプにおすすめ。2枚のポンチョテントとポール1本・8本のペグで設営できます。ワンポールテントと同じような設営で比較的簡単なので、初めての方や女性でも設営しやすいですよ。

ポーランド軍幕の二股化の特徴

ポーランド軍幕の設営は簡単でとてもよいですが、より快適に過ごせる二股化はとてもおすすめ。

二股化の最大のメリットは、中央の広い空間です。2本のポールを幕の両サイドに立てることで、自由な導線ができ出入りが楽になります。センターポールがないので、荷物やコットを真ん中に置くこともできます。センターポールを気にせず自由なレイアウトを楽しめるのが魅力ですね。

デメリットは、ポールが1本から2本になるので、その分荷物が増え重くなります。また、センターポールを活用したレイアウトはできません。デッドスペースをなくし、広い空間を優先したい方におすすめです。

ポーランド軍幕の二股化パーツ

二股化にするには、2本のポールをAラインになるように立て、重なる先端部分を二股化できるパーツにはめ込むだけで簡単にできます。市販でも販売しているので、気になる方はチェックしてみてください。

出典:amazon

 

ポーランド軍幕の二股化パーツを自作

市販よりもっと費用を抑えてできる二股化パーツを自作します。二股化パーツの材料は、ホームセンターや通販で販売されており、数百円で準備することができますよ。

用意するもの

  • ポール2本・・・直径19㎜,長さ190㎝
  • 塩ビエルボ(サイズ20)・・・内径26㎜,縦×横:70×70㎜
  • 塩ビパイプ(サイズ20)・・・内径20㎜,長さ:45~50㎜
  • パイプカッター
  • 輪ゴム・・・すべり止め用

塩ビカッターは100均で販売されていたり、ホームセンターでカットしてもらえると費用がかかりません。私が使用しているポールは直径19㎜なので、ポールが入る大きさの塩ビを選びました。

二股化パーツの作り方

 
手順1)ジョイント部分になるL字型塩ビの両サイドに塩ビパイプを矢印の方向に差し込みます。
手順2)軍幕から二股化ポールが外れないようにするため、L字の角にすべり止めの輪ゴムを巻きます。ゴムはなくても大丈夫ですが意外と効果があるので、気になる方は試してみてください。
あっという間に二股化パーツの完成です!驚くほど簡単です。

自作の二股化パーツを使って設営

では、早速設営します。細かく分けても6つの工程で完成なので、とても簡単ですよ。ステップ1)2枚のポンチョの片側だけをボタンで留めて広げます。ボタンで留めていない方が出入口になります。ステップ2)軽くペグダウンします。最後にペグの位置を調整するので、簡単でOK!入口の1箇所は、ペグダウンしないで開けておきましょう。ステップ3)二股化パーツにポールを矢印の方向に差し込み、軍幕中央天井部にはめ込みます。色々なやり方がありますが、ポールを1本づつはめ込んだ方が私は楽に設営できます。ステップ4)もう1本のポールも差し込み、軍幕の左右にポールの下部を固定します。軍幕の中で、△のAラインのように立てばOK!(イメージ↓)ステップ6)最後にペグの位置や幕の張り具合を調整すると、完成です。センターポールがないので、とっても広い空間ができます。中央にコットを置いても大丈夫!二股化だからこそですね。

ポーランド軍幕を二股化にして快適キャンプを・・・

いかがでしたか?ポーランド軍幕の二股化は、簡単にアレンジできますよね。気分によってワンポールにしたり二股化にしたり、使い分けても楽しいですよ。

二股化は軍幕テントだけでなく、ワンポールテントにも対応できます。気になった方は、ぜひ試して快適キャンプを楽しんでください。

この記事を書いた人
natsu

ファミリーキャンプを経て、現在は夫婦ふたりでのキャンプを楽しんでいます。その中で得た経験や楽しみや情報をこのブログを通してお伝えしていければと思います。

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