こんにちは!yusanです。
ソロテントを購入して実際に使ってみましたが、一つ気になる点がありました。
テントに付属しているガイロープです。付属しているガイロープの色は白。もっとテントのカラーに合ったガイロープが欲しい!
ということで、最近流行っているロープのカラーが豊富なパラコードを利用してソロテント用のガイロープを作ってみたいと思います。
そもそもパラコードとは?
出典:amazon
パラコードはパラシュートに使用されているラインのことで、パラシュートのキャノピー(傘の部分)と人を繋ぐ役割を果たします。
そのため軽量で耐久性に優れ、水にも強く乾きやすい性質を持っています。アウトドアショップで良く見かける550コードと呼ばれている太さ4mmのパラコードは耐荷重がなんと約250kg(550ポンド)。さらにカラーも豊富で価格も30mで1500円程で購入することができます。

高性能なのにリーズナブル!
4mmのパラコードですが写真のように7本の芯で構成されています。芯の一本一本は3本のより糸できています。この芯の数が多いほど耐荷重が大きくなります。

芯のより糸をほぐして切れば細い1本の糸としても使用できます。
パラコードのアウトドアでの使用シーン
パラコードは優れた性能の良さから様々なアウトドアシーンで使用されています。
- 耐久性、耐候性の良さから野外での使用に適しているためテントやタープのガイロープとして使用が可能
- 靴紐としての使用も可能
- アウトドアのツールストラップや編み込んでナイフのグリップとしても使用が可能
- コードの芯の糸を火種代わりとして使用できる

まさにアウトドアに適したロープですね!反射材入りのパラコードもあり、夜の暗い場所でも目立つのでペグやガイロープの目印として使うこともできます。
パラコードでガイロープを作ってみた!
今回はテントに合ったカラーのガイロープが欲しい!ということで早速作っていきます!
先日購入したテントBUNDOK(バンドック)ソロドームのカラーはカーキ。ガイロープも同色のカーキで統一することにしました。WILD-1で早速パラコード4mmとsnow peak(スノーピーク)の自在金具を購入しました。早速ロープを作っていきます。
ロープの長さを決める

ロープの長さを決めて切っていきます。ハサミで簡単に切れます。
今回作るガイロープの長さは
- ソロドーム用:約2m×4本
- キャノピー用:ポールの長さが1m90cmなのでロープの長さは約3m×2本
コードの先端をライターで焼く

コードの切断面をライターなどで焼くことで芯とコードの外皮が溶け固まります。コードのほつれを防ぐ効果があります。
自在金具にロープを通す

自在金具にコードを通していきます。この時自在金具の向きに注意しましょう。

コード先端を片結びして自在金具からの抜けを防止します。
もやい結びでコードに輪っかを作る
もやい結びと呼ばれる結び方です。テントやタープ側にガイロープを結ぶ時にも使える結び方なのでぜひ覚えておくと便利です。

まず写真のようにコードに輪を作ります。

先ほど作った輪にコードの先端を通していきます。

輪っかをくぐらせたコードを長い方のコードの下をくぐらせます。

下をくぐらせたコードを先ほど通した輪っかに再び通します。

コードをくぐらせた輪っかをギュッと結べば完成です!簡単ですね!
あっという間にオリジナルガイロープを作ることができました。不器用な私でも簡単にできたのでぜひ挑戦してみてください!
パラコードで作ったガイロープが滑ってしまう時の対処法
ちなみにパラコードをガイロープにすると自在金具が滑ってしまうことがあります。、自在金具へのコード通し方で解決できます。写真左は一般的な通し方ですが、写真右のようにコードを通すと滑りを防ぐことが可能です。
残ったパラコードで編み込みストラップに挑戦!
残ったパラコードで編み込みストラップ作りに挑戦してみました!百均のカラビナにストラップをつけていきます!

片側のコードを反対側のコードの上から下に写真のようにくぐらせます。

反対側は下から上に写真のようにくぐらせます。

結び目ができました。この結び方を繰り返していきます。

二ヶ所編み込みができました。丁寧に整えながら編み込むときれいにできます。

カラビナにパラコードの編み込みストラップを付けることができました。ナイフに付けてもかっこいいですね!
さらに残ったパラコードはDDタープのリッジライン用に10m用意しました。
30mのパラコードで色々用意することができました!
パラコードは万能アイテム!
パラコードは機能とデザイン性を両立したコードです。カラー豊富なので自分のキャンプスタイルに合ったコードを選んで楽しみましょう!
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