こんにちは!yusanです。
ナイフを使って薪を割るバトニングや細い木の枯れ枝や細かく割った薪をナイフ削って作るフェザースティック。こうした火起こし前の準備もキャンプの醍醐味の1つです。
バトニングやフェザースティック作りに使うブッシュクラフトナイフは構造やブレード(刃)のエッジラインの形など様々な種類がありますが、今回は私がキャンプで実際に使用しているブッシュクラフトナイフ、JOKERというブランドのEMBER(エンバー)というモデルをレビューしていきたいと思います。
ビジュアルもカッコよく、バトニングやフェザースティック作りもこれ1本で快適に作業することができます!
JOKER エンバーの魅力をレビュー
職人のハンドメイドだから高品質
JOKER(ジョーカースポルディングナイフ)は1987年創業のスペインの老舗ナイフメーカー。機械生産ではなく職人一人一人の手で丁寧に製造されています。
ブレード(刃)部分の材料には高品質で評価の高いスウェーデン鋼を採用。ブッシュクラフトナイフの他にサバイバルナイフ、ハンティングナイフ、マウンテンナイフなども手がけています。
ウォールナット材を使用したグリップがカッコいい!
ナイフのグリップ部分には世界三大銘木の1つである希少価値の高いウォールナットを採用。ウォールナットの美しい木目がナイフの雰囲気をさらに魅力的にしています。
ホールド感が抜群で肌触りも良い非常に持ちやすいグリップです。
バトニングに最適なフルタング構造
ナイフのグリップ部分の金属部をタングといいます。
通常のナイフはこのタングがブレード(刃)より細くなっています。エンバーはフルタング構造なのでブレードがそのままの厚さと大きさでグリップエンドまで貫通してグリップ材で固定されています。
耐久性が高い強固な構造なのでバトニングの際にナイフをガンガン叩いても問題ありません。
エッジラインがスカンジグラインドだから薪を割りやすい
エンバーのブレード(刃)はスカンジグラインドというエッジラインを採用しています。
ブッシュクラフト発症の地である北欧地域特有のエッジラインでナイフの中央部からストレートに刃付けしてある形状です。
軽い力で叩いても薪への食い込みが抜群です。
スカンジグラインドは刃先が木材に食い込みながら、押し広げる効果があります。刃厚も3.7mmと厚めなので叩く力がナイフにしっかり伝わり、快適にバトニングをすることができます。
スカンジグラインドだからメンテナンスも比較的簡単
スカンジグラインドは刃を研ぐ際に研石に当てる角度がつけやすいので作業がしやすく、ブッシュクラフトナイフの中では比較的メンテナンスが簡単です。
フェザースティックが作りやすい
刃先がストレートに付いているスカンジグラインドなので木材に適度に刃が食い込み、グリップのホールド感もいいので力加減の調整がしやすく、フェザースティックも問題なく作れます。
専用のファイヤースターターが付属している!
エンバーにはファイヤースターターが付属しています。しっかりとした作りでグリップ部分の木目の雰囲気がカッコいいです。
ナイフのブレード(刃)の背部分でファイヤースターターを発火させることができます。
刃厚がありブレードの背部分の角が鋭いのでファイヤースターターを非常に発火させやすいです。このナイフが1本あれば火起こしが完結できます!
革製のシースが抜群にカッコいい
エンバーには革製のシースが付属してます。先程紹介したファイヤースターターも収納することができます。
使い込む程味のでる革製のシースもエンバーの魅力の1つです。
シースにはストラップが付いているのでベルトにぶら下げて携帯することも可能です。
バックパックのモールにも装着することができますね。サイズ感も丁度いいです。
食材をカットするのは苦手
出典:amazon
エンバーの採用しているエッジライン、スカンジグラインドは食材をカットすることもできますがどちらかと言うと苦手です。
小型のフォールディングナイフなどに多いフラットなエッジラインのナイフの方が食材のカットに適しています。
JOKER エンバーの仕様
全長 | 223mm |
刃長 | 105mm |
刃厚 | 3.7mm |
重量 | 183g |
ブレード鋼材 | Sandvik 14C28N ステンレス(スウェーデン鋼) |
グリップ材 | ウォールナット |
私が購入した時はオンラインショップでしか見かけなかったのですが、最近では大手アウトドアショップの店舗でも販売されていました。
JOKERナイフの品揃えが多い店のリンクです。↓
JOKER(ジョーカー) エンバーは最初のブッシュクラフトナイフにおすすめ!
フルタング構造でスカンジグラインドのJOKER エンバーは初心者の方でも比較的使いやすいナイフです。
ぜひ火起こし前の準備であるバドニングやフェザースティック作りに挑戦してみてください!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
コメント